恵蘇八幡宮 

恵蘇八幡宮

住所:朝倉市山田166
電話:0946-52-0557
会員番号 31

昔、郡中33ヵ所(上座郡)の総社として栄え、現在は朝倉町の総社となっている。応神天皇、斉明天皇、天智天皇を祭神として祀り、毎年10月15日に御神幸が行われている。
 由諸によると、斉明天皇は661年、百済国救援のため筑紫の朝倉橘広庭宮(朝倉町大字須川)に下られた。この時随行の中大兄皇子(後の天智天皇)は国家安泰と戦勝祈願のため、宇佐神宮(大分県)に奉幣使を遣わされた。使の一行が恵蘇山麓に達した時、天上から白幡が降り、幡に八幡大神の文字が浮かび出たことから、天孫八幡なる宮社が創建された。その後、天武天皇白凰元年(673)に斉明天皇・天智天皇を合祀し、この頃社名を恵蘇八幡宮に定めたといわれている。
 現在の本殿は安永元年秋9月(1772)の改築である。
福岡県朝倉市の恵蘇八幡宮(えそはちまんぐう)では、3月に『粥だめし』が行われる。
毎年2月15日から粥(かゆ)を放置する。3月最初の「卯の日」に、粥に生えたカビの具合で、今年の農作物の出来を占う神事。
赤カビは日照り、黒・黄カビは虫害、青カビは水害などを表し、カビの深さで深刻度や影響の程度を判断する。

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