イマジネーションを刺激する香り
ルイ・ヴィトンが、7番目の新たなメンズ・フレグランス「イマジナシオン(Imagination)」を発売する。メゾンのインハウス・マスター・パフューマーであるジャック・キャヴァリエ=ベルトリュードが南仏・グラースのアトリエ「レ・フォンテーヌ・パルフュメ」で調香したフレグランスだ。5月27日(木)より、ルイ・ヴィトン松屋銀座店、表参道店、メゾン 大阪御堂筋、渋谷メンズ店にて先行発売され、6月3日(木)に一般発売される予定。
「イマジナシオン」の香りの鍵となっているのが、アンバーとブラックティーだ。キャヴァリエ=ベルトリュードは、「この5年間、私はアンバーグリスが秘める美しさの全容を解き明かし、そのアンバーノートの真髄を現代的に表現することをずっと夢見てきました」(リリースより)と振り返る。アンバーノートからコンテンポラリーな香りを引き出すために彼が選んだのは、“香水界のホワイトゴールド”と呼ばれる香料のアンブロックスだ。
そのアンブロックスを、陽光をたっぷりと含んだカラブリア産のベルガモット、オレンジ、そして、シチリア産のシダーと出会わせることで、キャヴァリエ=ベルトリュードはアンブロックスの新たな側面を発見したという。そこにチュニジア産ネロリやナイジェリア産ジンジャー、スリランカ産シナモンを加え、香りのエネルギーを引き出した。
そして、立体感をさらに強調するために採用したのが、スリランカ産の稀少なブラックティーだ。「ブラックティーは、キャラバン隊の光景のような東洋の魅力を呼び起こします。ルイ・ヴィトンの世界を香りで表現するかのように、旅の真髄(こころ)を内包する香りです」とキャヴァリエ=ベルトリュードは語る。
フレングランスは肌との出逢いによってさらなる進化を遂げる。気になる人はぜひ、店頭で試してみてほしい。