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Auctions サザビーズ香港オークションで販売されるパテック フィリップコレクションのハイライトをご紹介

春のオークションシーズンがやってきた。フィリップス、サザビーズ、クリスティーズのオークションをライブでお届けするため、あと1週間ちょっとでジュネーブに向かう予定だ。スイスとロイヤル オークマニア(これとこれ)にスポットライトが当たる前に香港にレンズを向ける価値があると思う。香港では、次の月曜日(4月25日)にサザビーズが印象的なシングルオーナーコレクションを販売する。記憶に残る素晴らしいパテック フィリップが登場する予定だ。

次にご紹介するのは、ロット2021、イエローゴールド製の第2世代の2499だが、当然のことながら、このモデルもただものではない。そう、このモデルは、夜光を備えた唯一の第二世代の2499なのだ。この時計は22年前の2000年10月にサザビーズ・ニューヨークで販売されたのを最後に、オリジナルオーナーの家族から委託を受け、ネバダ州のコレクターに売却され、以来、彼はこの時計を所有している。月曜日にこの時計を手にする人は、これまでで3人目の所有者となるのだ。

2499の夜光つきモデルで特に興味深いのは、その数の少なさだ。1951年から1985年まで30年以上にわたって生産され、4つの世代で349本が知られているが、夜光つきのモデルは、第一世代が1本、第二世代(今回取り上げるネヴァディアン)が1本、第三世代が2本、そして移行期の1本の合計5本のみしか確認されていない。考えてみれば、これは異常なことだ。

ロット2021のエスティメート(予想価格)は、640万〜1250万香港ドル、日本円で約1億400万〜2億400万円だ。

もうひとつのクレイジーな“ピンク オン ピンク”のRef. 1518

サザビーズで別の“ピンク オン ピンク”の1518が出品されたというニュースをお届けしたのは、それほど前のことではない。半年も前の2021年12月、サザビーズ・ニューヨークは、コレクターのエリック・クー氏が「史上最高のパテック フィリップ」と言い、パテックの専門家ジョン・リアドン氏が「定義に値する聖杯」と評した時計を競売にかけたのである。その1518は結局、957万900ドル(約12億2950万円)という驚異的な価格で落札され、オークション史上5番目に高額な時計、2021年のオークションでの最高落札価格の時計、サザビーズで落札された腕時計の世界オークション記録、オークションに出品されたヴィンテージウォッチとしてはポール・ニューマンのロレックス「ポール・ニューマン」デイトナ、有名なステンレススティール製のRef.1815に続く史上3位の価格となったのだ。

さて、この例はどうだろう? 月曜日に販売されるロット2008は、ピンクゴールドのケースにピンクの文字盤を組み合わせた“ピンク オン ピンク”のRef.1518として確認されている14本のうちの1本だ。1518は、2499の歴史的な前身であり、世界初の連続生産された永久カレンダー・クロノグラフ腕時計だった。このモデルは10年余り生産されたが、281本しか確認されておらず、そのほとんどがイエローゴールドのケースだ。ピンクゴールド製は58本のみで、通常のシルバーの文字盤ではなくピンクの文字盤を備えていたのは、14本のみと言われている。

エスモンド・ブラッドリー・マーティンが所有したティファニー・ダブルネームの懐中時計

“Nevadian Collector”に出品される数多くの懐中時計のなかで、個人的なハイライトは間違いなくこれだ。今回ご紹介するパテックフィリップのRef.655/1は、1957年頃にティファニーで販売されたムーンフェイズ表示付きイエローゴールド製ミニッツリピーター・パーペチュアルカレンダー懐中時計である。元々は、アンドリュー・カーネギーのパートナーであったカーネギースチールのヘンリー・フィップスの孫であるニューヨークの銀行家、エスモンド・ブラッドリー・マーティンの著名なコレクションの一部だったものだ(2002年のニューヨークタイムズ紙の訃報記事によると、彼は "アトランティックサーモンのフライフィッシング世界記録保持者 "でもあったそうだ)。注:アメリカの自然保護活動家エスモンド・ブラッドリー・マーティンはまったくの別人である。

このロット2011のカタログノートによると、マーティンは、「ブレゲ、パテック フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、そしてチャールズ・フロッドシャム、J.W.ベンソン、S.スミス&サンズといったイギリスの高級メーカーによる時計を含む、19~20世紀のフランスとスイスの最高級メーカーによる複雑時計」という幅広いコレクションを持っていたそうだ。マーティンが亡くなったあと、彼のコレクションは2002年にサザビーズ・ニューヨークでオークションにかけられ、ここで紹介されているRef.655/1は26万5000ドルでネバダ州のコレクターに落札された。

このRef.655/1は、アメリカ配列のインライン永久カレンダー表示(月/日付/曜日)に加え、スライドではなく12時位置のリューズにあるプッシャーで作動する珍しい2列式トリップミニッツリピーター機構を備えている。同様のモデルが昨年12月にフィリップス・ニューヨークで50万ドル以上で落札された。ロット2011のエスティメートは200万〜280万香港ドル、日本円で約3200万〜−4500万円だ。

ピンクゴールドのRef.530、15本のうちの1本


2016年にベンがずっと強調していたように、パテック フィリップのRef.530は、スイスの同ブランドの全歴史のなかで「最も希少なクロノグラフの生産リファレンス」と考えられている。これは、オリジナルのRef.130のサイズアップバージョンで、より大きなクロノグラフを望むパテックのVIPコレクターにのみ提供されたと理解されている。

今回のロット2035のカタログノートには、1937年から1962年のあいだに、「イエローゴールド、ピンクゴールド、ステンレススティール製で100本強が製造された」と記されている。月曜日にサザビーズで販売される時計は1951年製のもので、現存する15本のピンクゴールド製Ref. 530のうちの1本だ。

この時計は、1999年5月にサザビーズ香港でオリジナルオーナーの家族からネバダ州のコレクターに初めて売却され、彼はこの時計を所有したあとにパテックフィリップで文字盤を修復してもらっていた。6年前にベンが取り上げたステンレススティール製でAstrua Torinoのサイン入りの個体ほど希少ではないものの、月曜日に販売されるピンクゴールドのRef.530は、160万~240万香港ドル(約2620万〜3930万円)のエスティメートとなっている。

“Nevadian Collector”セールの全ラインナップにおける40本の時計のうち、4本は極めて豪華なカラトラバだ。クラシックなRef.2526(ベンの2016年の詳細レポート「今、なぜパテック フィリップ Ref.2526なのか?」をお見逃しなく)3本とイエローゴールドケースにエナメルダイヤルを備えたRef.3428だ。

象徴的なRef.2526の後継として登場したRef.3428は、1960年に発売され、Ref.2526と同じケース形状でありながら、新しく改良された自動巻きCal.27-460を搭載。しかし、それ以外のカラトラバ Ref.3428に関する学術情報はあまりなく、製造期間や製造番号など、多くの重要そうなディテールが謎のままになっている。サザビーズが月曜日のロット2018のカタログノートで確認したところ、イエローゴールドのRef.3428は、過去に20本しか市場に出回ったことがないと確認されている。この美しくもどこか謎めいたカラトラバは1962年のもので、エスティメートは32万~48万香港ドル、日本円にして約520万〜780万円となっている。

パテックフィリップのRef.2526は、端的に言えば、あなたがよく知る古典的なカラトラバだ。“Nevadian Collector”セールのロット2025は、1958年に作られ、前世代のムーブメントを搭載していることを除けば、イエローゴールドケースとエナメルダイヤルで、先ほど紹介したRef.3428と驚くほどよく似た外観をしている。

そしてロット2010もカラトラバ Ref.2526だ。こちらは1957年製のピンクゴールドケースで、南米ベネズエラの老舗宝飾店“SERPICO Y LAINO”(セルピコ イ レイノ)のサインが入っているのが特徴だ。そのため、40万~55万香港ドル(日本円で約650万〜897万円)のエスティメートが提示されている。


“Nevadian Collector”セールの最後の2526は、先ほどご紹介したみっつのカラトラバのアイボリーエナメル文字盤とは異なり、ブラックエナメル文字盤にイエローゴールドケースを備え、美しいコントラストをなしている。また、ロット2007は2526の初回生産年である1953年製だ。ダイヤルの2度焼きエナメル加工や、アプライドとファセットが施されたたゴールドのアワーインデックスをダイヤルにセットするためのピンが使用されている点など、第一世代と認めるのにふさわしい意匠が揃っている。

カラトラバ2526の第一世代は、標準的なアイボリートーンではないブラックエナメルダイヤル採用モデルが非常に少ないことが知られている(サザビーズはロットノートで10例を挙げている)。さらに、この2526のダイヤルは長年にわたってきれいな状態を保っており、目に見えるひび割れはゼロだ。ロット2007のエスティメートは、80万~160万香港ドル、日本円で約1300万〜2600万円となっている。

見どころ満載のラグ!

私は、この最後の数ロットに注目せずにはいられなかった。面白いケースデザインに目がないのだが、この3本のヴィンテージパテック フィリップは、特にラグの部分で、魅力を十二分に発揮している。

上の1947年製のピンクゴールドのパテック フィリップ Ref.1491の“渦巻き装飾”が施されたラグを見て! インダイレクト・センターセコンドムーブメントを内蔵し、技術的な付加価値まで付いてくるのだ。これはロット2015で、エスティメートは8万〜12万香港ドル、日本円で約130万〜196万円だ。数千万円〜数億クラスの時計をここまでに2000文字以上でご紹介してきた今見ると、

または約$ 1万0198 - 1万5297 USD、2000以上の単語で6桁と7桁の値札を入力したあとに絶対的な盗品のように感じている。かなりお買い得に感じるのではないだろうか。

このロット2022は、1947年製でイエローゴールドのレクタンギュラーケースを備えたRef.2415。上記のRef.1491と同じエスティメートとなっている。この時計は、アール・デコ建築の大きな世界から着想を得た美しい彫刻のようなラグが特徴だ。

最後にご紹介するロット2012は、珍しいピンクゴールドケースのRef.2441だ。1949年に誕生し、パリの象徴であるエッフェル塔の台座に似ていることから、「エッフェル塔」の愛称で知られている。このリファレンスは1948年から50年代後半までの約10年間生産されたが、サザビーズによると、ピンクゴールド製の個体は50本以下と考えられており、確認されているのはこのネバダ州のコレクターの個体を含む21本だけだという。なお、文字盤は1990年代後半にパテック フィリップの時計職人によって修復されている。

エッフェル塔は、24万〜40万香港ドル、日本円で約390万〜655万円だ。

クレジット表記がない写真はすべてFASHION.jpの和田 将治が撮影。

オークションの詳細は、サザビーズ公式サイトをご覧ください。

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