美奈宜神社(三奈木荷原)

美奈宜神社

住所:福岡県朝倉市三奈木荷原2417-1

社伝では、古処山の麓の野鳥という地を荷持田にあて、当時熊鷲はここを本拠とし、皇后は喰那尾山(栗尾山)に陣を布き、これを打取つたとしている。この時の三神の冥助により栗尾山の麓三奈木川のほとり「池辺」にヒモロギを立て神を招いて戦勝を奉告した。のち仁徳天皇の勅願によつて神社を勧請したのが美奈宜神社のはじまりだとしている。

三奈木くんち
日時:例年 10月22日
【神事】10:00~ 【おくだり】13:00~ 
10月22日の寺内・美奈宜神社の秋の大祭(おくんち)に奉納されます。まつりに奉納される御神幸行列は朝倉市指定無形文化財です。奉納行列の
中の羽熊の振込みは参勤交代を模したもので、参勤交代が定められた寛永12(1635)以降のことと思われますが、祭りに使用されていた面に文政9年(1826)の記述がありますので、そのころにはこの行列も成立していたと思われます。
御神幸行列が参道を下り、寺内橋をゆっくりと優雅に渡るあたりがもっとも良い見どころで、その姿は秋空と佐田川の清流、山々の緑によく映えて見物の
人々を魅了します。